2004年04月17日

「忙しく」なるのは難しい・・・

早くも学期末。
ということで、テストやらペーパーやら、やることが多くなっているのは当然のこと。
で、図書館もいつもよりも混んできている。
それでも。
うーん。
これはセメスターを通していえることだけど、いくらやるべきことが多くなっても、それだけなら「忙しくなる」ということは決してない、と感じてならない。
学校の課題だけをやってて、忙しい忙しいと言う人はわからないのです。といって、忙しくないことをみせようとする人もなんかチガウ。
だって、時間はたっぷりあるはず。そのはず。
どんなに課題やらペーパーやら試験が多くあっても、授業時間以外は全部自分の時間なわけで。
フルタイムで働いてて、とか、たくさんバイトしてて、とか、クラブ活動してて、とか、そんなんなら時間も足りなくて大変なんだろうけれども・・・。
多くの人は、二重生活、三重生活、を強いられてるわけでは、ない。

学部時代、日本にいたときの方が今よりもずっと時間がなかった。
勉強に関してやらなければいけないことは今の方がずっとたくさんあるけれど。
でも当時は、授業以外に割かなければならない時間がずっとたくさんあったと思う。
かてきょうとレストランのバイト。バンドを4〜5つ掛け持ち。
だから、その合間に課題やら卒論やらに取り組むのはもっと大変だった気がする。
家にはほんと寝に帰るだけ、って日も多かったし、かてきょうやバンド練習が思いのほか長引いたりすることも多々あったし。

そういうことを考えるにつけ、今は本当に時間がたっぷりあるな、と思う。
社会人の友達なんて、文字通り一日中働いて、という日の連続。自分のための時間なんて無に等しいらしいのに。
私は贅沢なことに、授業時間以外は全て自分の時間。
そういう時間は、駆け回ってた学部時代に比べると、少し張り合いの無さもあったりして。
「忙しい」という観念には行き当たりにくい。
ただ、だからこそ、逆にだらけてしまうことなんてのも、しばしばなのが大いに問題だけど。
余った時間に有効なこと、例えばもっと文献を読みあさるとか論文をチェックするとかGREの勉強したりとか、ということが出来ないのが問題。追い詰められないとできない、こののんびり性格は直らないので・・・。
なので、例えば今、毎日平均6,7時間程度勉強していれば、どんなに多くの課題も余裕にこなせてしまう気がする。
そしたら、余った時間を有効に使えない私は、自分がだらけてしまっているように思えてしょうがなくなる。
そして、自己嫌悪。
だから最近は、何もかもやるべきことはこなしてて、授業の予習も復習もやってて、いい点ももらえてて・・・という状況でも、なんだかすきっとしない。
そんな状況。

これは、もっともっともっと図書館にこもることで解消されることなのかもしれない・・・。
そしたら、もっと余分に多くのことが出来るはず。
それとも、バンドしたいなあ。そやっていろんなことしたら、生活にはりがでていいのかも。
バイトはもう少ししたら始まるけど。

No more procrastination...!!
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2004年04月12日

career goals...

ところで今日の授業は、Brown and Levinson のポライトネス理論だった。
これは私が、もうずっと焦点を当ててきている理論。
そして、私の興味の土台にあるものでもある。
これをじっくり一講義分議論し合えるなんて。
ほんと嬉しくてたまらない時間だった。

人々がなぜ、Indirect、遠まわしな表現を使うのか、ということに関して、初めてシステマティックに論証した理論が、彼らのこの、言語学でもコミュニケーション学においても焦点が当てられているポライトネス理論。
だってそうでしょう。なんで人は、大抵の場合、ダイレクトにものを言うことをしないのでしょう。
物事を頼むときだって、Can you~? と聞いてしまえば、それはもうダイレクトな表現じゃなくなってしまう。
そして、そのインダイレクトさにも、レベルがあったりして。
その違いは、単に言葉のレベルで処理できる問題じゃなくて、
社会システムや文化背景や人間関係が関連している、だなんて。
人間の不思議さを感じずにはいられない。
私の興味はそんなところにある。
うーん。全然、現代社会を動かすような研究じゃないけどねえ・・・。

そんなわけで、今日の授業は、いつにも増して楽しかった。張り切った。
意見も質問も、言い足りないくらいやった。

思えば、大学院に入って以来、「おもしろくない授業」などというものに出会ったことがない。
というよりも、全て「おもしろい授業」と言う方が的確。
モチベーションが今よりも低かった学部時代には、始まったとたんに、「早く終わってほしい」と思うような授業が結構あったりしたものだけど、今はその逆というか。
終わる間際になって、まだ一度もその授業時間で発言してなかったりすると、「待って、終わらないでー」と焦ったりもする。
教授の話も魅力的で。
知識欲をかき立ててくれる。
教授自身も自分が好きな分野だから、
講義を受ける側にもそれが伝わるのだと思う。
もっともらしく偉ぶった、「すごいものであるかのように」「作られた」話なんかじゃなく、
本当に好きなことを学生に伝えたいという、「ありのままの」話だから。
話上手って、こんなとこにあるんだろうな。

今日その授業で、教授が「アカデミックな分野で働くこと」についての話をちょっとしてくれた。
この先生は、普通の教授像を打ち破るような、友達感覚のようなおもしろい先生なんやけど、
教授としての自分の仕事にはちゃんと誇りを持っている人だ。
知的世界の追求である、「こっち」の分野は、ビジネスの世界である、「あっち」の分野からすると、「世間知らずな」「狭い」世界だと思われがちだったりする。
しかし、そんな根拠も無い勘違いって、ないと思う。
単にエネルギーを費やす部分が違うだけで、
仕事としてのやりがいとか、世界の広さとかに差があるとは決して思えない。
自分との闘いの世界でもある。
ボスがいない、ということ。期日を定めるうるさい人間がいないということ。
全てではないにしても、多くの場合自分の責任で、仕事をこなしていかなければならない。
そして、新しいことを生むことを追求し続ける世界でもある。
要は、そんな仕事に興味が持てるかどうか、ということ。
そして、それを一生続けていく気があるか、ということ。

私は、それはやってみたいと思わせられるのだけど。
やってるからそう思うのか。
そう思うからやってるのか。
わからないけれど。
目指してみるのに十分な理由ではあると、思う。
そんなことを思わされた授業でもあったことです。  
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2004年03月30日

Dilemma

先週の土曜日は、大学院を取り仕切るオフィスが主催するワークショップに参加してきた。
うちの大学は結構、大学院生向けにちょくちょくワークショップを開催しているんやけど、その関係に参加するのは二回目。
今回のテーマは、論文を書くことに関してのもの。
博士論文を書いている人向けだったけど、マスターの人もたくさんいた。
ちょうどやっと、私もマスター論文に取りかかり始めたところなので、足を運んでみたんやけど。
こういったときだと、学部の違う多くの大学院生の人たちと話せる機会が持てるのがいい。
それにしても、グループディスカッションや休憩時、ランチのときなんかに、結構いろいろな人たちと話をしたけれど、人の興味ってほんとにいろいろだなあ、としみじみ実感してしまうに至る。

大学院生同士、学校の場で対面すると、大概決まってどんな研究をしているか、という会話になる。
夜は夜で、クラスメイトに誘われてバーに飲みに行ったので、そこでも初対面同士だと、やっぱりそんな会話から始まった。
コミュニケーション学とか言語学とか、実は全然誤解してる人がたくさんいるような分野なので、簡潔にわかってもらうよう説明するには、なかなか注意が必要だなあ、と思う。
特に言語学なんて、「語学」だと思ってる人とかも結構多いし。「何語やってるの?」とか聞かれたときには、がっくりしてしまうけれど。
私の場合、自分が今勉強している分野が、他の関連分野とどのような位置関係にあって、どのような歴史を歩んできて、どのような視点で発展してきたのか、ということが、最近になってやっと具体的につかめてきたのでは、という段階だと思う。
やっと、それなりに自信を持って人に説明ができるようになったというか。
やっと、その分野に関しての、自分なりのこだわりや哲学を描けるようになってきたかなあ。

社会の中での人間を研究するコミュニケーション学は、当然社会科学にあたる分野なわけで、社会科学的アプローチでの研究が主流なのは必須。
だから、量が求められるクウォンティテイティブな研究に重点が置かれる。
そんな中にいてなんやけども。
私が視点を当てている人間の言語使用の側面は、数量だけでは処理できないものがあるのが現実だと感じる。
人間がコミュニケーションの中でどう言葉を発するかなんて、実に予測不可能なもの。
実際の会話なんて、本当に何が飛び出すかわからない、無秩序な混沌の世界。
だから、ことコミュニケーションでバーバルな側面に視点を当てる場合には、数だけには絶対に頼れるものではないはず。
人が発した言葉のサンプルがいくらたくさんあっても、だからと言って、誰かが次に何を言うかなんて予測できる材料になるわけではないのだし。
だから私は、実はもっとクオリテイティブなアプローチの方に興味がある。
一つのサンプルにどこまでもこだわって追求してしまいたい、とも思う。

いえ。決して統計学が嫌いなわけじゃなくって。
嫌と言えば、実は苦手で嫌だけど。
でも、だからと言って数字を処理することを避けようとしているのでなく。
このままソーシャルサイエンスの王道の研究法で挑むけれども。
きっといつかクオリテイティブな視点でこだわってみたら、おもしろいだろうな、とも思う。
例えば、エスノメソドロジーのような、人間の日常の会話分析のような研究なんか。素晴らしい。
だってやっぱり、数量だけで人の行動パターンを典型化、タイプ別けしてしまうだけじゃ、ステレオタイプを避けようとする姿勢と、どうしても矛盾してしまうものがある、でしょ?
posted by eiko at 23:43| Comment(0) | Graduate student life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月25日

Write!

実はこっちに来て、確実に自信のついたものが一つ。
英語のライティングに関しては、ネイティブに対してディスアドバンテージをこうむっていると思ってない。
書けない方ではないと思ってはいたけれど、
ペーパーを添削に持って行っても、問題ないと言ってもらえたり。
教授にも、文章を見ただけではネイティブじゃないかどうかわからない、と言ってもらえたり。
嬉しいながらも、アメリカの大学院で勉強するのなら当然だとも思える。
正直、英語の文法に関してはカバーできていないものはないと思う。知らない文法事項は、少なくとも現代英語に関しては無い、かな。
その点で、書けないネイティブよりは書ける、と思える。
文法面の学習に関しては、おそらく大学入試のための受験勉強による貢献が大きい思う。
英語の試験が特に難しいと言われた大学を受けたことは、少なくとも無駄ではなかったもよう。

ことば、というものには、小さい頃からとても興味があった。
言語学を勉強するのもそのためだし、ことばが人間のものの見方を支配する、という考えに魅力を感じてならないことも。
文は、美しい、に越したことはない。中に込められた内容もさることながら、全体としての聞こえ方だって、重要な決め手。
統制のない、歯切れの悪い文章を読むこと程、つらいことはない。
逆に、美しい文章に出会ったときの感動といったらない。
英語のライティングにしたって同じこと。不細工な文章からは読む気ももぎ取られてしまう。

よく日本人で、アメリカに留学しても英語が上手くならない、って言う人がいたりするけれど。
努力なしじゃ上手くはならないでしょ。勉強なしで書けるようになろうなんて。
英語を書くときには、英語の考え方に切り替える必要があって。
英語的ロジカル思考は、日本語のそれとは違っていて、よってそれは文章スタイルにも反映される。
英語は主張先行型の、トップダウン型かな。そして、日本語は論拠先行の、ボトムアップ型。
この切り替えができないことが、多く見られる日本人の英語ライティングの問題点の根底じゃないかしら。
こまかい文法が滅茶苦茶になるのは、単なる勉強不足で。
そして、あとはバランス。
能動態と受動態をバランスよく織り交ぜたり、副詞節から初めてみたり。
一つ一つの文は、適切な接続詞を選ぶ。
適切に、がポイント。論理の手順を壊さないために。
あくまで、一貫性。論理的に。内容的に。
これを、無意識にやりつつ書く。
というところまでが、私なりのライティングにおける哲学。

なんて、偉そうなことは言えないけれど。日本語の文がさして上手いわけでもないので。
ただ、ここに来て英語で書く力を認められたのは、自分なりに大きい。
英語使って大学院で勉強する上で、ライティングごときでハンデ背負ってられないし。
ほんと、アメリカ人になんて負けてる場合じゃないし。ましてや、英語に邪魔されてる場合でもない。

書くことにはこれからももっともっとこだわっていきたいな、と考えての結論。
posted by eiko at 16:49| Comment(0) | Graduate student life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年11月24日

秋セメの終わりには

今日が、コミュニケーションの授業のファイナルプロジェクト提出日。
それで昨日までの週末はややしんどめだったけれど、一つ一つ確実に終わっていくことで、セメスターが終わりに近づきつつあるのを実感する。
明日は言語学のクラスのプレゼン。
今晩はその準備をしなくちゃ。
で、それが終われば今週はThanks Giving Holidayだから。なんと5連休。

今日は、今シーズン3度目の雪が降った。そして、初めて積もった。
7時に終わる授業後に外に出たら、すっかり銀世界。
ついに来てしまいました。
確実に0度以下だと思われる中を、降る雪を浴びながらチャリで帰るつらさといったら!ミシガンに来たことを後悔してしまう瞬間!
そして、本当に雪が降る前に車を買うことができたことに、激しく安堵した。
雪の中、凍った道路の運転なんて、慣れてないことも忘れて。

またあの冬が来る!!(来た!!)
posted by eiko at 23:04| Comment(0) | Graduate student life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年10月22日

明日試験一つ・・・

キャンパス内にユニオンという、フードコートやら郵便局やらボーリング場やら結婚式もできるホールやらがある建物がある。
その中に、Women's lounge という、女性だけが入れる、静かな勉強部屋がある。
かなり広くていいソファや机なんかもたくさんおいてある上に、混むことはなく静かなので、最近勉強といえば図書館よりもそこに行くことが多い。
なんしか女性だけの勉強部屋ってことだから、ゆったりとくつろげるのがいい。図書館よりもずいぶんと静かでもあるし。
午前中の授業の後は、そのラウンジで勉強し、その後Music学部の、 Practice buildingに行って個室にてピアノで練習。そして帰宅して夕食の支度。
近頃そういう日課になりつつある。
ただし、家に帰ると妙にまったりしてしまって、夕食後にランニングに行くと、その後はすごく眠くなるのがちょっと問題。


授業のプロジェクトやペーパーのため、図書館で大量に本を借りてきているのだけれど、先週のある日、図書館に行った際にふと日本文学を探してみたら、あるわあるわ。
といって、たくさんあるわけではないんだけれど、思った以上に、日本語のままの本があった。
家にある日本の小説もすべて読んでしまって、日本の本に飢えていた私。
なにしろ、当たり前ながら英語の論文を毎日読んでいる身にとっては、小説まで英語で読む気にはなれず、本当に日本の小説が読みたくてたまらなかった。
好きな遠藤周作も三浦綾子も宮本輝も阿部公房も、英語翻訳版しかなかったのは残念だったけど、大江健三郎とか平岩弓枝は、原作のままで、あった。浅田次郎の「ぽっぽや(鉄道員)」もあった。
喜びいさんで借りてきて、今は寝る前に読むのが一日の楽しみの一つ。
あとは、日本のテレビを観たい。お笑いが観たいー。
posted by eiko at 13:50| Comment(0) | Graduate student life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年09月07日

学校図書館にて

(勉強に飽き中)
アジア人の友達は、ほんと私より細い子が多いのに、アメリカ人の友達の中にいると、私はとても細いらしい。
日本では、太ってる部類に入る人たちが、普通に、標準。
ダイエットとか、する意味とか、したい気持ちとか、完全に見失いました。

ベジタリアンじゃない、「一般アメリカ人」と住むようになって、その食生活を見て、アメリカ人の体型のなぞがわかって来た今日この頃。
posted by eiko at 23:35| Comment(0) | Graduate student life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年08月29日

LIN437

今、火木で受けている言語学の授業はなかなかいい。
思えば、セマンティクスを基礎からきっちり勉強したことはなかった。
自分がやりたいのは、主にプラグマティックスの分野で、言語学の大道ではなく、もっと学際的な分野ー社会学や心理学やコミュニケーションの関わる分野だから、って。セマンティクスやシンタクスをきちんと学習することを避ける言い訳にしてた。言語を扱う分野にいる以上、広い視点でものごとを捉えられるよう、意味論や統語論を基礎からおさえておくのはいい機会。その意味で、この授業は、とっても役立ちそう。

言語を取り巻く現象は一般的に、とっても興味深いものがいっぱい。
posted by eiko at 15:27| Comment(0) | Graduate student life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年08月25日

新学期スタート

新学期が始まった。大学内は、学生でいっぱい!
今日はコミュニケーション学部での授業が一つ。先輩に、かなり厳しい、と驚かされていた授業。ちょっとどきどきだったものの、やりがいがありそうな授業だと感じた。ディスカッションもあり、レクチャーもあり、で、3時間の授業も飽きなさそうだし、課題は厳しいのだろうけど、実になるものは大きそう。大きくありますように。


今日は、レッチリのコンサートのチケットをゲットした。
大学内の大きなホールに、こんな大物アーティストが来るなんて、珍しい!クィーンズオブストーンエイジもゲストで来るなんて、なかなかなものかと。とにかく、こっち来てからまだ大きなコンサートに行ってなかったし、レッチリが観れるのは楽しみー。当分は、このコンサートを励みに、勉強を頑張れる、ということにしよう。
posted by eiko at 23:53| Comment(0) | Graduate student life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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