2011年09月12日

韓国出張:モッポ市編

勤務先の学部で今年の夏、企画が通って決行となった日韓交流プログラム。
詳細は割愛するとして、そのプログラム関係で他の3名の先生方と一緒に、私も一週間、韓国の国立木浦大学校とソウルに乗り込んで来ました。

ソウルまでは二時間という近さなのだけれど、目的地の木浦(モッポ)市までの道のりは、
名古屋−(航空機)→ソウル・インチョン空港−(鉄道)→ソウル・キンポ空港−(航空機)→クァンジュ空港−(自動車)→モッポ
と、意外に遠い。せっかく近い韓国なのに、何度も居眠りしながら一日がかりの移動。

韓国は人がみんなとてつもなくすごく親切だし(もう本当にこれが感動しすぎて言葉にできない)、食べ物もおいしくて健康的だし、美容グッズは充実してるし、びっくり衝撃垢すり体験もできたし・・・。
仕事を忘れてふつうに楽しんできた私。
韓国は一応二度目の訪問だったのだけれど、今回満喫して、すっかり大ファンに手(チョキ)

ここでは韓国滞在のハイライトをピックアップ。

かわいいまずは、韓国南西部に位置する、古い港町モッポ市のご紹介。衝撃の食べ物もご紹介します。

ご覧の通り、海辺の町。町のシンボルのユダル山からの眺め。
Mokpo small 1.jpg


日本の植民地時代の爪痕も深く残っている土地でもある。
当時の日本家屋もある。
mokpo small 3.jpg


当時の日本領事館の建物。丘に立てられていたこの建物は、この町で一番眺めのいい場所に位置していた。
mokpo small 4.jpg


日本人としては訪問するのには複雑な場所もあった。

東洋拓殖株式会社の木浦支店だったビルは、現在、歴史博物館になっている。
モッポの歴史だけでなく、帝国時代の日本のアジア侵略の様子も伺い知ることができる。
色々な場所に連れまわしてくれ、わかりやすい解説を加えてくれていた木浦大学のY先生が、この歴史博物館でだけは、「待ってるから見ておいで」と言って、一緒に行ってくれなかった。
日本人である私と一緒に行っては、コメントがしづらいとのこと。

Y先生の言ったこの意味は、私はすぐ理解することになる。

展示されていたのは、日本軍が帝国時代に韓国人に対して行った非道な拷問・虐殺の様子をとらえた写真の数々。
こんな衝撃な事実を、私たちは正確に歴史の授業で習っただろうか。

韓国の人にとっては、忘れたい歴史。でも、日本人にとっては、決して忘れてはならない歴史だと感じた。

Y先生に聞いた。

やっぱり今でも日本人を恨んでいる人々は多いのですか。

そしたらY先生が一言。
「恨んでいるなんて、そんな悲しいこと言わないで下さい。私たちは本当に日本が好きなんですよ」
Y先生は本当に悲しそうな顔をしてそう言った。

「過去を恨んでいては前には進めず、国は発展しない」
そう教えて国民に前を向かせた金大中元大統領の影響なんだろうか。
韓国の人たちがどれほど自分の国にプライドを持っているかを感じさせる一面だと思った。

・・・・・

もう一つのハイライト。

モッポ市から車で一時間ほどのところにある、ナジュ(羅州)という町にある、韓国時代劇のロケ地テーマパーク。
なぜか木浦大学の先生たちが私を連れて行ってくれた。

三韓志テーマパーク
http://www.najuthemepark.com/
「朱蒙」や、私が唯一なんとなく観ている「イ・サン」もここで撮影されたとか。

ほんとの三国時代にいるみたい。
Najyu small 1.jpg


Najyu small 2.jpg


Najyu small 3.jpg

すごい大掛かりなセット。
陶芸や組紐作りなど、色々と文化体験もできる。
韓流ファンにはたまらないかも。

・・・・・
さてさて。

レストラン続いて、楽しいご飯の話題へ。
韓国はおいしすぎて、最後の最後まで去るのが悲しかったのです。

港町、モッポには珍しいシーフードたくさん。

まずは名物!
タコの踊り食い!!
着いた最初の日の衝撃!!!

私がモッポ初上陸と聞いて、現地の先生方が早速海辺のレストランへと連れて行ってくれたのだけど・・・

Mokpo small 5.jpg


ただのタコの刺身ではありません。
さっきまで生きてたタコをぶつ切りに。
お皿の中で、タコ(の切り身)は動いています・・・。
その様子はこちら↓

私、実は声が震えている・・・。

動くだけでなく、吸盤が皿に吸い付くため、お箸でタコの切り身を取るのも一苦労。
そして、口の中でも吸盤が吸い付くため、飲み込むのも一苦労。。

私は切られてもなお動き続けるタコに普通にビビリすぎて、なかなかお箸を持つ勇気が持てず。
みんなにちょっと笑われ、励まされ、やっと小さな切れ身をつかもうと思ったのに、吸盤がお皿に吸い付いてなかなか取れない。かなり苦労してやっと数切れ、食べてみることできた。

お醤油ではなく、お塩とごま油で食べるタコのお刺身。
動いているほど新鮮なタコは、ほんとはとても美味しかった。
ただ、ただ・・・私は動いているタコを口に入れるという恐怖を、最後までどうしても拭い去ることができなかった・・・。

別の日には高級料理のエイも、大学の総長の招待でご馳走になった。
私にとっては初体験のエイ。
総長主催の晩餐で、総長の前で写真を撮ることも憚れたので残念ながら写真はなし。

エイの刺身は、独特の臭みがあるちょっと変わった食べ物。
こんなとこでも紹介されてた。
(ホンオ・フェというのがその食べ物)
http://www.ntv.co.jp/wrs/renewal/ranking/20040704/01.html

お刺身だけでなく、発酵されたエイも食した。
こちらは臭みがない。
発酵エイを茹で豚とキムチと一緒にサンチュにくるんで食べる。
食べた瞬間、口に刺激が広がり、なかなか自己主張の強い食べ物だった。

珍しい食べ物に衝撃と感動の連続。
韓国料理は、カルビやブルコギやビビンバだけじゃなかったのね、と実感したモッポグルメでした。


ソウル編など、まだまだ続きます。。。


posted by eiko at 00:06| Comment(4) | TrackBack(0) | Travel (Asia) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わかるー。私も、日本人として、シッカリ見ておいた方がいいと思って、占領下時代の事を展示している、あらゆる歴史博物館に行ったよー。超衝撃的だったよー。本当に教科書では教えてくれなかった歴史ってこんなにあるんだなー、恐いなーって、思っちゃった。
もちろん、どの国にも、黒い歴史はあるし、でもそれを歴史として、ちゃんと、後世に残していかないとダメだよねー、って私は思っちゃうんだよねー。

でも地元の人に案内してもらえる韓国って最高だよねー。わたしも、スンちゃんのお陰で、美味しいもの沢山いつも食べられるよー。ムフフー。

エイコちゃん、韓国リピート決定だねー、こりゃ。
Posted by マユ at 2011年09月12日 12:43
レポ有り難う。すっごく勉強になったよ。。。
マユちゃんやエイコちゃんみたいにしっかり見て胸に刻んで後世に受け継いでくれる人の存在が有り難いです。やっぱり私ももっと世を勉強しなくては!そして見に行かなくては!(←アジアの国は日本以外行った事無いの…)

そしてタコ踊り食い… 私も、きっと無理です… で、でも、美味しいんだろうなぁ!!!!
Posted by 彩依 at 2011年09月12日 20:23
すごいねー。ほんとうに、タコが踊ってるよ。おどってたー。声に出してうわっと言ってしまった。しかし深い旅になったみたいでよかったね!私もその博物館いってみたい。
Posted by sandie at 2011年09月14日 03:40
>マユちゃん
韓国人の旦那さんをもつマユちゃんとしては、余計に身近な問題だよね。私は何よりもそんなひどい歴史がありながら、「日本が大好きです」と言えてしまう韓国人の方々が本当にすごいと思ったよ。私は例えば原爆のことでは、やっぱりアメリカ人に嫌悪感を感じてしまうことがあったりするもんなぁ・・・。
お隣の国のことだから余計に、黒い歴史のこともきちんと学んで、誠実に韓国という国や人と接していきたいなと思ったよ。

>彩依ちゃん
近い国のことほど、知らなかったりするよね。私は、日本人の気質には誇りを持ってるので、日本人という誠実で真面目で思いやりの持てるはずの民族が、あんなに非人道的になれたという事実が本当に衝撃だったよ。同時に、本来の人間性をも奪う戦争の恐ろしさもひしと感じたよ。。。

タコの踊り食いも、違う意味で大変衝撃的でした!!ぜひお試しあれ!

>Sandieさん
タコ、ほんとすごいでしょ?正直、顔がひきつって、まともに直視できなかった・・・。やっとの思いで数切れ食べることができました。上級者は、切らずにそのまま(小さいタコなので)丸ごと生きてるままのを口に入れるらしいよ・・・おそろしい!!
Posted by エイコ at 2011年09月16日 22:24
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