2006年05月17日

Sushiと寿司

先日の昼、友達とヨガのクラスに行った後、ランチを食べながら、突然その友達と夕ご飯を作ろうという話になった。
「Sushiの作り方を教えてあげる」
と言われた。
ちなみに、彼女はアメリカ人。
アメリカ人が日本人に言うセリフだろうか。
寿司って、日本の食べ物のはずじゃ・・・。

この友人、特に日本に興味を持ってるコでもなく、
おそらく私が始めての日本人の友達、というくらいの普通のアメリカ人。
ただ、食べるのが好きなコなので、アジア料理でも何でも食べる。
もちろん、「Sushi」も好き。
自分で色々料理もするし、自分なりに本を見たりして、アメリカ式Sushiをよく作っているらしい。

私の方はといえば、却って寿司といえば店で食べるものというイメージがあって、自分ではなかなか作らない。
何かパーティーでもない限り、巻き寿司なんてめんどくさいし。
ちらし寿司なら錦糸玉子作ったり、海老をのっけたりして作るけどね。
と思って、「私、Rollって作ったことないわー」
って言ったら、彼女のさっきの言葉。
日本人としての、私の面目丸潰れ?
本人は、アメリカのSushiが日本の寿司とは別物だということを知ってて言ったのかもしれないけど。
私なら、メキシコ人の友達に「タコスの作り方教えてあげる」とか、
ベトナム人の友達に「スプリングロールの作り方教えてあげる」とか、
そんなことは言えないけども。

とにかく、二人でその急な思いつきに大盛り上がりして、ハイテンションでその友達の家に行った。
アンジェラのうちには、日本人の私ですら持ってないような寿司作りキットや大きな炊飯器があって、びっくり。
さらに、私も常備してないような寿司用の海苔やマサゴがあったり、他にもみりんや米酢や黒ゴマやたまり醤油まで置いてあったりで感心。
本日のRollのネタは、スモークサーモン、海老、アボガド、キュウリ。
足りないものを買出しに行って、準備に取り掛かった。
粉になってるインスタントのミソスープと枝豆を前菜に、ワインを飲みつつ準備。
そして、酢飯もいいくらいに冷めて、やっと巻ける段階が来た。

ここからは、とってもユニーク。
「見ててね」
と言われ、巻き始める友達。
とにかくなんでもかんでも材料を全部のせてから、ギューと力を入れて巻く。
途中、あまりの具の多さに、はみ出てくる海老たち。
最後に、みりんを海苔に染み込ませて巻き完了。
大事なのは、盛り付け。
一口大に切って行って、日本風のお皿に盛り付ける。
その上にオレンジ色のマサゴを乗せたら、フシギと結構いい感じ。
と思ったら、その上からなぜか彼女はワサビとかつおのふりかけを豪快にふりかけていった。
このふりかけには、意味があるんだろうか。
更に、せっかくのたまり醤油にも、みりんとふりかけを混ぜる。
「Soy Sauceは、あまい方がおいしいよね」と。
Sushiが、日本の寿司とは全くかけ離れたものになったことを、今更ながらに実感した瞬間。

アンジェラの旦那さんもまじえて三人でおいしく食した後は、三人でテレビを見たり、テレビゲームを教えてもらったりして、まったりした。
彼女は、私と全く同い年だけど、既婚者。
やさしい旦那さんと毎日こんな風に楽しく料理して食べてるんだろうか、と思ってちょっとあったかい気持ちになった。

楽しいSushi作りの後は、
「ね?簡単でしょ?」
と。
寿司って、日本のもののはずなのに、教えてもらった側になってる私。
日本人としては、複雑なんですが・・・。


posted by eiko at 11:40| Comment(7) | Culture | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アイルランドの友達がくれた雑誌にも
ちょうどsushiが載ってたよー、確かに
"press,..press again が重要"って書いてあるわ。
"rolling mat はMujiなどで簡単に手に入る。"
"roll と呼ばれているが実際は四角である。"

知らなかった、というかほんと??な記事は・・・

"Sushi is normally served in pairs,
symbolising the husband and wife.
A Japanese wife would prerare sushi
in anticipation of her husband's return for dinner."
Posted by nbk at 2006年05月17日 12:28
アンジェラさん、いい人っぽいね。
僕がつくる寿司よりずっとおいしそ〜。
ちなみにつくったことありません。
Posted by じじ〜(mixiから) at 2006年05月17日 15:47
なんというかまぁ・・・( ̄〜 ̄

けど、日本人も本来の姿を曲解して自分たちの好みにアレンジしてしまって、本場の人を同じ気持ちにさせてしまうような料理が、きっとあるんだろうね。

麻婆豆腐だって四川では山椒たっぷりでしびれるような味付けが本当だというし、日本のキムチはコリアンからしたら別物らしいからね。

アイルランドの紹介も、なんだかなぁだわねw
Posted by まー at 2006年05月17日 15:51
やっぱり、色々なものを詰め込んだ太巻きが一般的なのですか?
そして、アボガドは必須!!!ですね。(^^)

和食屋さんで本当の日本のお寿司を出すところがあれば(流行るか微妙だけど)、アメリカ人のお寿司イメージが変わるんですけどね。

それにしても、日本人ですら敷居が高くてトライしないのに、自分で作ってしまうとはすごいっすね。

Posted by せい at 2006年05月17日 16:21
>nbkちゃん
そうそう、こっちでもたくさんお寿司作りの本って売ってるわー。それにしても、なんだか日本人でも知らないようなことが載ってるみたいやねえ。
確かに、レストランに出てくるRollは四角かも!

>じじ〜さん
味はなかなか良かったですよー。私も彼女に触発されて、これからは特別な機会でもなんでもないときに一人お寿司でも作ってみようかと思うようになりました。。

>まーちゃん
レストランに行っても、ほんとアメリカの寿司は全然違うんよねえ。
でも、確かに言われてみれば、輸入された国風にアレンジされるのが自然なのかもね!日本のカレーだって、ラーメンだって、もともとの国からみれば、「え?」って感じだろうねえ。
違う国にいけば、食べ物が変化するって、おもしろいーw

>せいさん
そうそう。アボガドは絶対必要ですよね!
アメリカの日本食レストランでも、にぎりってありますよねえ?でも、アメリカ人にはイマイチうけてない気がしますよねえ。やっぱ、色んな具が入ったRollが人気っぽいですよね。
え?って思うような組み合わせもあるものの、食べてみたら結構どれもいけるのがフシギですが。

Posted by エイコ at 2006年05月17日 18:27
俺はこの間、イタリア人に箸の正しい握り方を使い方を教えてもらいました...
Posted by まこと at 2006年05月17日 19:04
>まことさん
イタリア人、ってとこが微妙ですねw日本人にお箸の使い方を教えるだなんて。。ほんとお互い、日本人として頑張らないとですねえ・・・。
Posted by エイコ at 2006年05月18日 15:27
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