2012年06月01日

9月のブータン旅行6 旅のハイライト、タクツァン寺院

車(セダン)Day 7
6日目は一日中ドライブ。今までの道を戻り、初日に降り立った空港のある町、パロにたどり着いた。
そして、7日目がこの旅最大の目玉!
タクツァン寺院、通称タイガーズネスト!!
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仏教をブータンに持ち込んだ僧侶グル・リンポチェが、飛ぶ虎の背中に乗って降り立ったという言い伝えのある山の崖に建てられている寺院。
チベット仏教の聖地。

三時間かけての山登りを、朝一で開始しました。

登り口に差し掛かるあたりで、私たちのガイドのチミーが、「先に登ってて」と。
何か車に忘れたらしい。
そのうち追いつくだろうと、ちょっと後ろを気にしつつ、私たちは登り始めました。

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ちょっと登って、見下ろす。

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目的地はまだこんなに遠い・・・。
結構ハードな山道です。

それにしてもチミーはまだ追いついて来ません。
途中で休憩所(小さな小さな食堂)があったから、めんどくさくなってそこで休んでるんちゃうかな。と思いつつ、まぁそんなに気にせず登ります。
途中ですれ違う人たちに、「あんたたちのガイドはどこ?」と何度か聞かれながら・・・。

そしてそして。

もうそろそろ3時間くらい登ったんでは?と思っていたら・・・

見えてきた!
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本当に崖っぷちに建てられているのを実際に目にしたら、やっぱり感動します。
あんな場所に建てるのには、どんな苦労があったことか。

建物が見えてきたので、ここまで来たら後ちょっと。
滝の前を通って・・・
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ついに入り口に!
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ついに、追いついて来なかったチミー。
ガイドさん無しで寺院の中に入れてもらえるのかなぁ、と心配していた私たち。
すると、
「お二人、チミーのお客さん?」
と聞いてきた別のグループのガイドさんが。
そうです、と答えると、
「チミーは途中の休憩所であんたたち二人を待ってるから、僕が寺院の案内をします」
って。

途中の休憩所でチミーに会ったこのガイドさん。私たちのガイド役を頼まれてきたらしい。
やっぱりチミー、めんどくさくなって途中で休んでたんやね・・・。
言付けを頼まれていたこのガイドさんに、ちょうどここで会えてよかったよ・・・。

とにかく、代わりのガイドさんもいることがわかったので、これで安心。いよいよ中に入れる!と受付に行った私たち。
・・・そしたらここでプチトラブルに見舞われ、もう1ドキドキすることになる。

問題は、私がはいていた膝下くらいのパンツ。
それが短すぎる(肌を露出しすぎ)で、寺院に入るには相応しくないとのこと。
3時間かけて山登ってきて、まさか肝心の寺院の中に入れないピンチ?そんな!!
とショックを受けていたら、受付の警察官のお兄さんが、僕のジャージでよかったら貸してあげるよ、と。
警察官のお兄さん、ナイス!
少々ぶかぶかだったが、親切なお兄さんのジャージをはいて事なきを得、無事、中に入ることができました。
こんな何気ない優しさが、Made my dayでしたよ。お兄さん、ありがとう!

寺院は一度、火災によって焼失したのですが、その後再建されたそうです。
中は残念ながら写真撮影禁止だったのですが、まだ子供の僧侶たちがたくさん修行していました。

寺院の見学後は、休憩所まで降り、そこで無事にチミーと再会。
そこで昼食もとりました。
この旅で毎日口にしてきた辛い辛いブータン料理。もう旅も7日目にして、ずいぶん慣れてきました。
食事後は、最後まで無事下山し、この旅のメインイベントを終えました。

その後はさすがに疲れ切ったので、一度ホテルに戻り、夕食でまた集合することになりました。
最後の夕食なので、ホテルでとるのではなく、チミーがおいしいレストランを予約してくれたとのこと。
楽しみにしながら部屋に戻ったのですが・・・・。
あれ?なんか変・・・。
めったに体調も崩さないし、風邪もひかないし、熱も出ない私が、疲れからなのか、突然の寒気と熱っぽさに襲われてしまい、ダウン。
薬を飲みつつ、夕食までに気分が良くなることを祈ったものの、ダメでした。
せっかくのブータンでの最後の晩餐だったのに、、、無念です。
結局、相方だけ夕食に出かけ、チミーと二人で夜のパロの町を楽しんできたようでした。
私はブータンの工芸品をお土産に買おうと思っていたのに、それも叶わず。めったに体調なんて崩さないのに、なぜ今ここで!というタイミングでした。

‐‐-
次の日の早朝。
とても名残惜しい気持ちのまま、来たときと同じ、ブータンのDruk Airの飛行機に乗り込み、世界一着陸の難しいパロ空港からブータンを後にしました。
また、飛行機からの壮大なヒマラヤ山脈の景色を見下ろしながら。
機内食の辛い、最後のブータン食を楽しみながら。
人間の暮らしには、色々な形があるんだな、と。
文明があるのとないのと、どっちが本当に「幸せ」なんかな、と。
今まで普段の生活ではめったに考えないようなことをちょっと考えたりしました。

生きている、というそれだけのことに、毎日毎日感謝し、祈りながら生きている。それがこの国の人たちの幸せを形作っているのかもしれない。
「幸せ=感謝」ということなのかもしれない。と、
毎日毎日、朝から晩まで祈りながらマニ車を回しているお婆さんの尼さん、
毎朝、寺院に他人の幸福をお祈りにくる人々、
自給自足で、家族みんなで力を合わせて生活している農村の一家、
ブータンで触れ合ったそんな人々を通じて、自分なりにこの国の幸せの秘密について考えていました。

周りのちょっとしたことに感謝できないくらい、生活に忙殺されるようになったら、また必ず訪れたいな、と
思いながら・・・。


その後、飛行機はバンコクに着陸。
乗り継ぎ便まで10時間くらい時間があったので、半日観光をしました。
ヒマラヤののんびりとした自然の景色を堪能した後のこと。バンコクの喧騒にうんざりしたのは言うまでもありません・・・。
とりあえずは、ベタなところ行ったけどね。
こんなんとか。
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posted by eiko at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel (Asia) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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